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モラハラは「お前は嘘つきだ」と言いふらす

 
モラハラを見破るためには彼ら彼女らの使う技を理解しないといけません。
 
日本人には馴染みのないものとしてガスライティングという名称があります。 相手をやったことのない罪をなすりつけたり、お前は間違っていると断言して相手の自信を喪失させて精神を弱らせてコントロールするモラハラの技の一つです。 イギリス映画に「ガス燈」という映画があり、その内容にちなんで名付けられました。
 
 
 
映画の内容は妻のポケットに宝石を入れ、盗癖があると吹聴したり誰もいないはずの天井から音を立てて騒いだ妻に対して「何を言ってるんだ、お前は幻覚癖があるようだな」と耳の聞こえない家政婦をわざと雇って証言を覆させて妻に精神障害があるように仕向けたりして追い詰める。そこには夫の目的があって・・・といった内容です。 モラハラがメインの話ではないのですが少しずつ精神を病んで孤立していく主人公は当事者にとってはキツいなぁと思いますね。
 
ガスライティングはとにかく自分が正しい、お前が間違っているとひたすら繰り返し相手を弱らせる目的があります。このガスライティングを使った集団ストーカーも存在しており、実際の動画をみたことがありますが、相手の目的が全く理解できないため余計に恐怖を感じます。
 
自分はみんなから監視されている(実際にされているが言っても信じてもらえない)、という思考は統合失調症に似ているため精神を病むこともあり得ます。体験談などをみた限りだとひとりで立ち向かうには難しそうな感じですね。
 
もっとも今はYouTubeもありますから、モラハラにとって不都合な証拠証言を残す手段はたくさんあると思います。と言っても彼らはそれすら捏造だと言い張りお前は間違っている、と繰り返す傾向がありますが。
 
 
嘘を真実のように信じ込ませることが得意で、相手を孤立させることを得意としているのがモラハラの特徴です。彼らにとっていちばん嫌いな手段は証拠を残されることと、第3者がそばにいること、間違っていることを毅然と繰り返し問いただすこと、そして無視です。
 
 
相手の土台に乗らない無視がいちばん楽かも知れませんね。
私は私の好きなように生きるからじゃあの
お前の土俵なんかには乗らないよ
ひとりで騒いでててかわいそうな人ご愁傷様
モラハラされた経験を生かしてお前を題材に漫画にしてやるわ。かかってこい
 
 
そんな吹っ切れた人は強いですね。
 
 
 
自分がモラハラされていることに気づくこと。
 
モラハラの目的は自分より弱い相手が自分を超えないこと。
 
コントロールすることにあることと理解すること。
 
そして気づいたら離れるのが一番です。
 
 
モラハラしてくる相手は実はその家庭がモラハラ文化の家庭だったりします。 配偶者が自身で変わろうと意識しないのであれば早々に離れることをお勧めします。
 
なぜなら、モラハラによって自己肯定感を削がれたあなたは今度は配偶者の両親の介護を押し付けられるからです。往々にしてモラハラ文化の家庭は配偶者は世話をするのが当たり前と考える傾向が多いような感じですから。
 
 
ここまでみていただきありがとうございました。