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嫌いな人ばかり見るのは「脳のクセ」にあった

※YouTbe用の台本です
おかえりなさい、お疲れさまです。れおんはーとです。
今日はある動画問題を観てもらいますが、その動画を通して脳のクセと言うものがどんな物なのか
考えるきっかけになるかと思います。 ,
結論から言うと『嫌な人ばかり気になるのは、脳のクセ』です。
なんだタイトルのまま?
そうなんです。そのままです、笑
あなたが嫌で嫌でたまらない人の姿、言葉、行動、仕草、臭いを見たくない気にしたくないと ,
思っているのになぜか気になってしまうのはこの脳のクセ、特性が原因です。
ある意味すごく観察力が高いと言えるかも知れませんね。
では脳の特性を理解するために今から動画を観てみましょう。
簡単な問題を出しますがすぐ終わるので自分の観察力に自信がある方もない方もぜひチャレンジしてみてください。
では問題です。 ,,
これから海外の動画を流します。みなさんは動画を見ながらある数を数えていただきます。
白チームと黒チームに別れたバスケットボールを持ったチームがいます。
白は白チーム同士、黒は黒チーム同士それぞれ互いにボールを持っておりチーム同士でパスしています。 •
片方のチームは無視してかまいません。
あなたは白チームのパスの回数を数えてください。
答え。
パスの回数は16回でした
ところで 。
途中でゴリラが通ったのに気づきましたか?
あとで紹介しますが、この動画実験を載せているサイトによると初見で半数の人はゴリラを見落としていたそうです。
実はこの動画知っていた、という人はゴリラの出現を見逃さなかったですかね。
さすがです。
ところで・・・この実験には続きがあります
黒チームの人数が途中で減っているのは気づきましたか?
さらに背後のカーテンの色が変化していたことに気づきましたか?
え〜?!分からなかった!と驚いた方は脳のクセを知るチャンスです。ぜひもう一度動画を観てみましょう。
こちらのサイトに色んな実験動画が載っています。
脳のクセ、特性について理解が深まる動画が多数あるのでぜひ観てみてください。
なぜここまで大胆に変化していたのに半数もの人が気づくことができなかったのか。
あー、自分は観察力が低い人間なんだなやっぱダメな奴なんだな、とガッカリすることはありません。
なぜならこの脳の特性はほとんどあなたの脳が自動で判断して行っていることだからです。
著書「ファスト&スロー」を読んだことのある方なら脳機能が
「自動で処理する脳」と「意識して処理する脳」とで別れていることを知っているかもしれません。
試験のために勉強してきた内容をほとんど思い出せなかったり
久しぶりにあった知人の顔と名前が一致できなくてモヤモヤしたり
自分の電話番号をなかなか覚えられなかったり
新しい職場で仕事内容をなかなか覚えられず怒られたり
人が処理できる力は思っているよりもごく少量だそうです。
記憶力を高めるにはワーキングメモリを鍛えることである程度は改善可能な領域ですが
記憶した内容を自動で処理するためには取捨選択してあなたの生活の中で必要そうなものを選んで勝手に取り出していると
イメージすると良いかと思います。
TEDにて周りが気にならないくらに没頭した状態いわゆる『フロー状態』を提唱したチクセントミハイと言う方の話が観られますが
7分あたりの話に人の神経系は1秒間に110ビット以上の情報を処理することはできないと話されています。
また人の話を聞いて理解するためには毎秒60ビットの情報を処理しないといけないそうです。
3人以上の話を聞いたら理解することはできないようです。
脳に負担をかけないように無意識で情報を選択して必要なものだけ取り分けている。
ここまで聞いてピンときましたか?
そうです。限られた情報を得られる中あなたの脳は”あえて”嫌いな人を追い続けていると言う無駄なことを
していると言うのが残念ながら事実のようです。
嫌いな人のことなら毛穴の数まで理解しているスペシャリスト、それが今のあなたと言うことに他なりません。
そんなの嫌だ。どうすればいいの?
そこで先ほど動画のことを思い出してください。 •
動画ではあなたはボールを追いかけていました。
だからゴリラや人がいなくなったことやカーテンの色が変化したことに気づけなかった。
ですが今のあなたなら動画を見返したらその変化を見逃すことはないはずです。
どう言う情報を得ようとしているか、を変化させた時点で脳の自動処理は全く別のパターンに変えることができます。
つまり嫌いない人に振り回されない人生を送ることも実は簡単だと言うことです。
人の頭は思っていたほど大して機能していないと知ることで
対人関係、親子関係の悩み、仕事、学校の悩みも視点を変えることができれば人生はそう捨てたもんじゃないと
切り替えられるきっかけになるかもしれません。
ここまでご視聴ありがとうございました。
さいごに、「赤色を探してください」と私が問題を出した後に一番初めの文章から見ていくと
意識せず気づかなかった赤色が見えてくるかと思います。 ・ ぜひ探してみてください
まとめ
脳は疲れないように、必要な情報だけ自動的に抽出して選び取っています。
あなたは意識していないうちに嫌いな人をまるで好きな人と同様に追いかけていたと言えます。
嫌いな人の欠点を見つけることは、あなたの脳にとって 他の人の良いところを探したり
自分の人生で役に立ちそうな情報を見つけるよりも一番楽な作業だったと言うことに他なりません。
これを期に別のことを探すように思考を変えると全く違った人生が送れる可能性があるかも知れません。
では今日はこの辺で失礼いたします。またお会いしましょう。
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