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便所飯の経験者が語る便所飯をする人は○○○が欲しい
おかえりなさい。れおんはーとです。
今回のテーマは
便所飯
です。
みなさんも経験あると思います便所飯。今日はその便所飯から深掘りして自分なりのなぜ人は便所飯をするのかを現在持っている知識で勝手に推測してしまおうと思っています。
ちなみにこの後私の過去の話をさせていただきますが、おっさんの失敗話しなんて興味ないと思わずちょっとだけで良いので聞いていただければ幸いです。
話す目的の一つは共感と、もしみなさんが私の年齢より低い例えば学生であれば、まだまだやり直しができるのでそのきっかけになって欲しいという思いもあります。
親しい友人にも恥ずかしくて誰にも話してなかった話です。特に酷かった自己肯定感がグングン下がってた時、大学生だった頃の話ですね。
もともと大学付属の高校に通ってたわけなんですが、そのころから母親とバチバチにケンカしてて周りの友人はみんな自分より頭の良い奴らばっかりだったことでどうしても比較の対象として見てしまうので自己肯定感は相当下がってた状態でした。
親とケンカと言っても一方的に言われるままじっと我慢して、耐えきれない時はぶちキレて家の柱を殴って骨折するとかそんな感じでした。口では絶対勝てなかったですし親に暴力を振るうというのは不思議と選択肢にはなかったですね。
3年間塾に通わせて貰う恵まれた環境だったのですが、決して安くないものに大して勉強ができない自分にお金をかけて貰ってたという負い目もあって、どうしても付属の大学に楽に進学するっていう選択肢は浮かばなかった。それに新しい誰もいない大学へ行けば何か変われるきっかけが掴めるのかも知れない。サークルかなんかに入って新しい友達ができて楽しい生活が送れるかも知れない。
そんな風に思ってました。
3年間の塾の成果はなく大学進学は一度失敗します。その後高校卒業して、ひとりで予備校に通いながら試験を受ける生活を2年続けました。かたや早々に就職した友人からは給料を貯めてすごい貯金をしてるみたいな話を聞かされるわけです。どこで差がついてしまったのか比較するなというのは無理でした。
かたや母親とは毎日愚痴やケンカ。授業内容もついていけなくなっていて逆によくあきらめずに通ってたな、と今振り返るとそう思います。
そんな生活をして「俺はやればできる奴」とか「学ぶことがすごい楽しい」とか思うわけがないですよね。つまり勉強に対するモチベーションが違うわけです。
たとえば
遠い目的のためにこの勉強は意味のあることだ。
現在の浪人生活をむしろ良い経験と捉えて楽しもう。
無理なら別の方法で進む選択肢もある。
俺ならこの程度の障害は大したことじゃない余裕。
という高いself-efficacy(自己効力感)がないと脳の省エネモードを崩すには難しいわけです。省エネモードについてはこちらの動画を観てください
よくテレビで子どもの頃に大きな怪我で入院して助けて貰った経験から、将来は助けてくれたあの医者のように自分も世界中の子どもを助ける医者になるんだ。と決意した人が見事に医者への道へ進む、みたいな話がありますが、まさにぶっ飛んだ目的に進むと決めたことで脳の省エネモードを抜けて高いself-efficacy(自己効力感)を手に入れたからできたわけですね。
少なくとも高い理想を持って勉強していた人たちが、人生を転落するという話はほとんど聞きません。
自分はどうだったのかというと。
大学進学 → 何でも良い。どこでも良い。 目的 → 大学卒業すれば、どっかの会社に入れる。 将来 → 会社で給料もらってあとは退職金もらって老後。
軽いですね。みなさんはどうでしょうか。理想通りの人生設計でうまく進んでいますか?
何とか齧り付いた大学ですが偏差値ととりあえず理系を基準に選んだため、専攻は全く興味わかない分野でした。とにかく大学に入ることだけを目的にしてた結果、得たのはやりたいとも思わない専攻の大学です。
それでも入れたことは嬉しかったです。
とりあえず入ったら何かしら得るものがあるはず。まずは初めが肝心。
そう思いながら大学生活スタートです。
スタートダッシュを決められませんでした。
進撃の巨人 第1話 より
調査兵団と比べることすらおこがましい😊
大学生としては希望すら見えない学生生活。
詳しい話は概要欄のブログのプロフィールで細かく書いてあるのでもし見たい方がいたら見てください。
前置きが長くなりましたが、そんな状況下での便所飯経験なわけです。
ちなみにタイトルの○○○ですが
結論から言うと安心感を得るため
この辺を私の過去と脳機能を視点に推測すると結構当てはまってる感じでしたので深掘りしていきたいと思います。
ちなみに海外で取り上げられたりして 「benjo-meshi」 で記事を書かれているので探してみてはどうでしょうか。海外でも珍しい事例みたいですが全くいないというわけでもないようです。芸能人でも便所飯を経験したことのある人は意外といるようですね。
便所飯を検索するとランチメイト症候群という項目の一部の症例として取り上げられているようです。
ランチメイト症候群
ランチメイト・・・特に女性に多いようで、一人で食べることの恐怖から誰かと一緒じゃないと食べられないためランチメイトを作るというものだそうです。逆にそれができない人たちが衆目を気にして人気のない場所を求めて便所で食べているというのが便所飯ということのようですね。
ここで「トイレの個室は誰にも邪魔されず監視もなく自分を守ってくれる空間であり居心地が良い」という面白い記述があります。これに関して私は同意しており世間一般が思うような寂しいからトイレで食べるわけではないと考えています。
私の場合、家でよく母親とケンカしていると書きましたが、その中で唯一安全な場所というのがありました。そこがトイレでした。あの空間だけは鍵を閉められ周りを壁で囲まれており誰にも邪魔されない場所だったわけです。
以来受験や模試の期間になると不安を落ち着かせるためによくトイレに入っていた経験があります。元々緊張するとお腹が緩くなる体質だったのでトイレとは切っても切り離せない関係でしたね。
大学に入ったあともまず綺麗で静かなトイレの場所を自然と探して確保していました。
それに合わせて食堂で食事が食べられない人でもあります。
高校のころから苦手でしたね。面識のない人たちが周りがワイワイしている状況で自分ひとりで食べる行為に抵抗があったのだと思いますが、食事自体楽しいもの、とは遠い環境だったのも原因なんでしょうか。顔を合わせると母親のロジハラが飛んでくるので食卓は必要不可欠な環境でしたが楽しいとは縁が遠い場所だったと思います。
なので今思い出すと高校では昼食を食べないことも多かったです。
自己肯定感なし、大学デビュー失敗、面識のない人の視線(見られていなくても)が苦手、トイレに好意的、大学のトイレは意外と清潔
そして食事は必要不可欠という点から「便所飯」の選択肢ができたと思われます。
もちろん常に便所飯をしていたわけではなくて、基本は誰もいない空き教室があるとそこで食事と昼寝をして過ごしたりもしていました。
ひとりは安心でした。
ここからセロトニンの話をします。
セロトニンというのは幸せホルモンとも呼ばれている人間には欠かせない刺激物質の一つです。睡眠とは切っても切り離せないホルモンでセロトニンが変化してメラトニンという物質になり良質な睡眠を得ることができるようになります。セロトニンが極端に低いと同じことを考え続けて注意の切り替えが困難になる、イライラしたり不安でたまらなくなったり鬱などの症状を引き起こすことがあります。
セロトニンには面白い研究があります。たとえば2020年は新型コロナが話題でしたが、同時に5000億匹のバッタの大群、蝗害の年でもありました。
この蝗害の元になるバッタに関する2009年の研究にセロトニンが関係あることを突き止めたという記事があります。
バッタは単独では緑色、群れると茶色に相変異する生物だそうです。
いわゆる陰キャと陽キャみたいな感じですね。でも言い得て妙でして、この群れる行為にはセロトニンが関係してきます。
足を執拗に触ると茶色に変化して群れるバッタへ変化します。つまり足をちょいちょい触れるほど近くに他のバッタがいるような食糧が不足している種の保存が厳しい環境下になると、セロトニンが分泌され食糧を求めて大群で移動するバッタへ変わる、というわけです。
高級食材のロブスターですが勝った方はセロトニンが出てきてハサミを高く持ち上げその後の戦いでも勝ちやすくなり、負けた方のロブスターはセロトニンが減り姿勢を丸めてその後の戦いでも負けやすくなると言われています。「lobster serotonin」で検索すると日本語検索よりいろいろ出てきます。
人も似てますよね。街の中を堂々と胸を張って歩いている人と少し背中を丸めて歩いている人。
胸を張ってる人は物怖じせずいかにも人生に勝ってるように見えます。逆に丸めている人は負けくせがついていて弱そうなイメージですね。
私もよく中学高校時代に父親から背中を丸めないで胸を張って歩け、と言われたのを記憶しています。猫背とセロトニンは調べていませんが無関係ではないかもしれません。
以上のようにセロトニンは人だけでなく生き物に深く関わっているホルモンです。
群れると増え、減ると姿勢や勝ち負けにも影響する。
こんな話もあります。脳科学者の中野信子さんのこのサイトのインタビューにてセロトニンの量は性差、つまり男女で差があるとか。特に女性は生理があるため定期的にセロトニンの量が減るため不安になりやすい傾向が高いそうです。
面白い内容なのでぜひ読んでみることをオススメします。
女性はセロトニンが少ないため群れることで互いに補うことが多い、つまり上述したランチメイト症候群、誰かと食べるためだけのランチメイトを作りたがるのに女性が多いというのもなんか納得できる気がしますね。
逆に男性は普段量があるけど極端に減ると通常時との落差が激しくなり、鬱症状を起こしやすくなったりその攻撃性故に自殺に走りやすくなったりするのかもしれません。
ちなみに孤独はタバコやアルコールの健康リスクと同等で死亡リスクが高まるという研究結果も出ています。
たとえば社長やトレーダーとかでお金がたくさんある人にも関わらずなぜか満たされない、幸せには思えないというのも社会的な繋がりが少ないため勝っている感覚がなくセロトニンが不足しているためそう感じているのかもしれません。
まとめ
というのが私なりの出した結論になります。
みなさんの人生がよくなりますように。
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おまけ資料
パスタや寿司屋に食べに誘うと女性は口説きやすいかも?
・ランチメイト症候群
・バッタが群れるのは脳内物質セロトニン 英研究
・「日本人は遺伝的に挑戦が苦手」脳科学でわかる国民性を中野信子氏が解説
・孤独は喫煙と同じくらい健康リスクがあるとの研究結果
顔を合わせればモラハラ。絶対に顔を合わせるしかない食事の時間はストレスを食べる時間。